@利益測定法
費用便益分析、得点モデル、キャッシュフロー分析手法(回収期間、割引キャッシュフロー、正味現在価値NPV、内部収益率IRR)
A数学的モデル
線形計画、動的計画、整数計画、非線形計画、あるいは多重目標計画などのアルゴリズムを使用した数学的モデル。
上記のうち、一般的に多く用いられることの多い@の利益測定法について見ていきます。
(1)費用便益分析
プロジェクトの実現が会社にもたらす利益を、プロジェクト導入の費用と比較し、収益が組織が判断する値よりも大きいかどうかを分析する手法。
(2)得点モデル(重み付け得点モデル)
得点モデルに用いる基準を決め、プロジェクト選定委員会が判断する重要性に基づきそれぞれの基準に重み付けがなされる。各基準についてプロジェクト毎に評価をし、さらに重み付けを加味した上で、実施するプロジェクトを選定します。
(3)キャッシュフロー分析手法
(3−1)回収期間
プロジェクトの製品やサービスの創出に要した初期投資の回収にどれくらいの期間を要するかを知るためのもの。ただしこの手法は貨幣の時間的価値を考慮に入れていないため正確さに欠けるとされています。
(3−2)割引キャッシュフロー(DCF)
プロジェクトによって将来得られる利益を現在の価値に換算して比較選定を行う手法のこと。rを資本コストとすると、現在の価値は下記の式にて求められます。
PV(現在の価値)= FV(将来の価値)÷(1+r)n
(3−3)正味現在価値(NPV)
キャッシュインフローの現在価値の合計から初期投資を引いたもの。NPVがゼロより大きければプロジェクトは承認される可能性が高くなります。
(3−4)内部収益率(IRR)
NPVがゼロになる場合の割引率のこと。IRRが最も高いプロジェクトが選ばれる。

