2008年02月09日

プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成

プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成

プロジェクト・スコープ記述書暫定版とは、イニシエーターまたはスポンサーから提供される情報により、プロジェクトおよびその関連プロダクトやサービスの特性と境界を、その受入れ方法やスコープのコントロール方法とともに検討し文書化したものです。後続のスコープ定義プロセスにてプロジェクトスコープ記述書はより詳細化されます。

◆プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成のインプット
・ プロジェクト憲章
・ プロジェクト作業範囲記述書
・ 組織体の環境要因
・ 組織のプロセス資産

◆プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成のツールと技法
・ プロジェクトマネジメント方法論
・ プロジェクトマネジメント情報システム
・ 専門家の判断


◆プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成のアウトプット
・ プロジェクト・スコープ記述書暫定版


◆プロジェクト・スコープ記述書暫定版の内容
・ プロジェクトおよび成果物の目的
・ プロダクトやサービスの要求事項と特性
・ 成果物受入基準
・ プロジェクトの境界
・ プロジェクトの要求事項と要素成果物
・ プロジェクトの制約条件
・ プロジェクトの前提条件
・ 初期のプロジェクト組織
・ 初期の確認したリスク
・ マイルストーン・スケジュール
・ 初期のWBS
・ 超概算コスト見積り
・ プロジェクト・コンフィギュレーション・マネジメントに関する要求事項
・ 承認要件
posted by こうちゃん at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | PMBOK立上げプロセス群

2008年02月07日

プロジェクト憲章作成

立上げプロセス群の最初のプロセスはプロジェクト憲章作成プロセスです。プロジェクト憲章作成プロセスの目的は、新しいプロジェクトあるいは次のフェーズの開始を承認することです。またプロジェクトマネージャーにプロジェクトへ資源を投入する権限を与えることでもあります。

◇プロジェクト憲章作成のインプット
・契約(該当する場合)
・プロジェクト作業範囲記述書(プロジェクトSOW)
 プロジェクトが提供するプロダクトやサービスを記述したもので、通常はプロジェクトスポンサーかプロジェクトイニシエーターが記述する。プロジェクト作業範囲記述書には次の要素が含まれる。
 −ビジネスニーズ
 −成果物スコープ記述書
  プロジェクトが生成するプロダクトやサービスの特性を文書化したもの。
 −戦略計画
・組織体の環境要因
 −組織や企業の文化と構造
 −政府規格または業界標準
 −インフラストラクチャー
 −人的資源
 −人事管理
 −企業の作業認可システム
 −市場状況
 −ステークホルダーのリスク許容度
 −商用データベース
 −プロジェクトマネジメント情報システム
・組織のプロセス資産
 組織の方針、指針、手続き、計画、手引き、あるいはプロジェクト作業を含む作業の実施基準など
 また、組織が過去のプロジェクトで学んだ情報も含まれる(教訓、プロジェクトファイル、課題と欠陥、プロセス測定、コンフィギュレーションマネジメント、リスク、業績測定、アーンドバリュー、スケジュールなど)

◇プロジェクト憲章作成のためのツールと技法
・プロジェクト選定手法
 @利益測定法
  費用便益分析、得点モデル、キャッシュフロー分析手法(回収期間、割引キャッシュフロー、正味現在価値NPV、内部収益率IRR)
A数学的モデル
  線形計画、動的計画、整数計画、非線形計画、あるいは多重目標計画などのアルゴリズムを使用した数学的モデル。
・プロジェクトマネジメント方法論
 PMBOKガイドのプロジェクトマネジメントプロセス群およびそれに含まれる全てのプロセスのことです。
・プロジェクトマネジメント情報システム
 自動化ソフトウェアのセットであり、プロジェクトアクティビティーや資源のスケジュール、プロジェクト情報の収集と配布に利用されます。
・専門家の判断
 評価をしようとしている分野で特別の訓練を受けた、あるいは特別な知識やスキルを有する個人またはグループの意見のことです。

◇プロジェクト憲章作成のアウトプット
・プロジェクト憲章
 プロジェクト憲章は公式な文書で、プロジェクトの存在を認識、承認するためのものです。プロジェクト憲章はプロジェクト外部のマネージャーが発行し、そのインプットはイニシエーターやスポンサーが提示します。
 プロジェクト憲章の内容は下記の通りです。

 −プロジェクトの目的や妥当性
 −プロジェクトの背景となるビジネスニーズ
 −プロジェクトの投資効果分析を含んだビジネスケース
 −プロジェクト概略や成果物スコープ記述
 −ステークホルダー、スポンサーおよび顧客の期待を満たすために達成すべき要求事項
 −ステークホルダーの影響
 −関係する機能部門とその関与のレベル
 −制約条件(主にスコープ、タイム、コストなどプロジェクトの行動を限定するもの)
 −前提条件(真実だとみなされる事業や活動のこと)
 −暫定サマリーマイルストーンスケジュール
 −暫定予算サマリー
 −プロジェクトマネジャーの氏名およびその権限レベル




posted by こうちゃん at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | PMBOK立上げプロセス群

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